広島ブログ

呉市街から山をひと越えした場所にある広の町
工場地帯をひかえて昭和の名残りのある一帯
広商店街の交差点でバスを降りて道路を渡ると…

あの有名なおでんのあわもりだ〜
思えば2007年9月の初暖簾以来、三度目の訪問となった。
老夫婦もご健在。愛想のいい奥さんと一見ぶっきらぼうだけ
ど話すと親切な大将もお変わりなく、漂う昭和の薫り。

見よこのおでん鍋。貫禄あり過ぎ。創業60年余の歴史
以下3枚の写真はクリックで拡大表示されます。
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おでんは何でも一本90円也。名物、豚の皮は平べっちゃい
ビールの後はこれまた店の名前の由来の泡盛。一杯160円
今回は梅酒を少し垂らしてもらいチビチビと頂いた。
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「材料が安いんじゃけん、手間をかけんと売りモンにはならんのじゃ」
「(下処理に手間のかかる)皮を出さんかったら、昼前から準備する必要はいらんのんじゃ」
店主がボソッと吐く言葉に、店の姿勢が凝縮されています。
店のご夫婦は、自分たちの手間賃をどう考えているのだろう。
鹿児島産と言われる泡盛はガラス猪口1/3合でも、35度あるため、清酒1合とほぼ同等。
魔法のリキュール『梅酒の蜜』が落とされ、まろやかに変身。
おでん90円+泡盛160円=250円。つまり、おでんと泡盛を夫々4ずつ頼んでも、
ジャスト1000円。千円一枚で酔えます、至福の世界へ導いてもらえます。
県内(いや国内)どこを探してもこのような店は、無いのだ!
いくら語ってもきりがない。酒良しアテ良し人良し値段良し。
広か新広で降りて、むしょうにあわもりに行きたくなりました。
◎万歳!!
あのオヤジさん、いい人ですね。
kori