昨夜の呉、オオムラを出た後、探し当てたのが「どん底」
こりゃまた遊星ギアのカズさんの情報による。呉で最古の
歴史を誇る「呉のスタンド」だそうだ。おっ〜と!いかにも格式が
高そうだ。店内は自然木一枚板のカウンターと文学全集が並ぶ
ボックス席らしい。残念ながら表の写真のみ。

↓オオムラのマスターが見せてくれた昔のスケッチ。英豪vs米
の撃ち合い!?

広島への帰路、やってきたのがJR瀬戸内マリンビュー。広島
までノンストップと言いながら、けっこう各駅に停まる。(但し
ドアは開かない)


やっぱり、ここじゃな…

かなりお急ぎの行程だったんですね。
それじゃあどん底の扉を開けるのは、チト無理だったかな。
どん底は、決して格式も敷居も高くない。
半地下の店内、カラオケやBGM無し(音を落としたテレビの野球中継はある)。
だからと言って、静謐、凛とした、なんて形容詞はクソクラエ。
良い環境で静かにお酒が飲める。ただそれだけ。
壁やメニューの珍しい酒肴に迷わなければ、
安価に佳き時間が過ごせます。
あの店に流れる空気そのものが、最高の酒の肴と言っていい。
割烹着のお母さんが店を守る。
女性には失礼ながら、推定、齢(よわい)80超。
頼めば、シェーカーを振りカクテルもOK。
派手な栄光はないかもしれないけれど、
店主の意を継ぐ奥さん=お母さんに拍手。
店と店を守るお母さんは呉の至宝なんだと思う。
次には、30分でも時間を割いて、
あの扉を開けてくださいな。
了解です。益々覗いてみたくなりました。次回行きます!